■ はじめに
「節約しているのに、なぜかお金が貯まらない」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
実はその原因、“支出の仕分け順”にあるかもしれません。
どんなに家計簿をつけても、やみくもに節約しても、
見直す順番を間違えると成果は出にくいのです。
① 支出は「4つの箱」に仕分けてみよう
家計の支出は、次の4つに分けて整理できます。
- 固定費 × 定期 … 家賃、水道光熱費、通信費、サブスクなど
- 固定費 × 不定期 … 保険料(年払い)、車検など
- 変動費 × 定期 … 食費、日用品、通勤交通費など
- 変動費 × 不定期 … 外食、レジャー、被服、美容、趣味など
② 最初に見直すべきは「固定費 × 定期」
節約の第一歩は、「毎月かかっている支出」の見直しから。
中でも、“解約・乗り換えだけで改善できる”固定費が優先です。
我が家では、まず以下のような支出を見直しました。
- 大手キャリアから格安SIMへ変更(→ 日本通信SIMへ)
- 利用していないサブスクを整理
- 電気・ガスの契約プランを見直し
効果は地味でも、毎月の支出が下がれば、節約効果は自動で積み上がっていきます。
③ 節約が難しい「変動費 × 不定期」への対処法
逆に、一番コントロールが難しいのが「変動費 × 不定期」。
- 外食やカフェ代
- レジャーや被服費
- 気分で発生する突発的な買い物
ここを「全部削る」のは、ストレスが大きく、長続きしません。
我が家では、“満足度の低い出費”だけを少しずつ減らしていく方針をとっています。
④ 穴の空いたバケツの話
家計はよく「バケツ」に例えられます。
いくら収入という水を注ぎ込んでも、
バケツの側面に穴が空いていれば、どんどん漏れていってしまう。
だからこそ、まずやるべきは「水を注ぐ」ことではなく、
“穴を見つけてふさぐこと”なのです。
そのために、この「支出の仕分け順」が役立ちます。
■ まとめ
- 節約がうまくいかないのは、“支出の順番”を間違えているからかも
- 支出は4つに仕分け、「固定費×定期」から着手するのが鉄則
- 「満足度の低い出費」だけを見直す視点が大事
- 穴の空いたバケツをふさぐことが、家計改善の第一歩
次回は「固定費の見直し」から、我が家でやってよかったことを紹介します。
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