投資を遠ざけてきたあなたへ|「やらない」という選択も立派なリスクです

この記事のゴール

この記事では「投資は怖いからやらない」という考え方にそっと寄り添いながら、 実はそれ自体が大きなリスクになりうることを分かりやすくお伝えします。 読み終わる頃には、投資をしないという選択がどんなリスクを抱えているのかを理解し、 家計を守るために少しずつ考え方を変えていくヒントを持ち帰っていただけるはずです。

目次

投資をしない=リスクを取らない?それは本当でしょうか

  • 「投資はギャンブル」
  • 「リスクが怖い」
  • 「自分にはまだ早い」

そう感じて、なんとなく避け続けていませんでしたか?

実はかつての私もそうでした。投資は株価が乱高下する中でお金を賭けるもの。 一歩間違えば大きく損をするイメージばかりが頭にありました。

でも、あるときふと気づいたんです。
投資をしないことって、決してリスクを避けているわけじゃなかったんですよね。
それどころか、投資を避け続けてきたことで、気づかないうちに家計に大きなリスクを抱え込んでいたと思います。

日本人が持つ「投資はギャンブル」という誤解

多くの日本人にとって、投資はどうしても「お金を増やすための博打」のように見えがちです。 ニュースでは株価が大きく上下した話ばかり目につきますし、 「投資で大損した」というエピソードはよく聞こえてきますよね。

でも投資は本来、一攫千金を狙うものではありません。 短期で値動きを追いかける投機とは違い、 長期でじっくり資産を育てるのが投資のあり方だと考えています。

投資をしないこと自体がリスクになる理由

「投資は怖いからやらない」──一見するとリスクを避けているように見えます。 でもちょっと立ち止まってみてください。

あなたが銀行に預けている現金は、日本円という資産に全額ベットしているのと同じ状態。 インフレが進めば、そのお金の価値は確実に目減りしていきます。

つまり投資をしない=リスクを取らないのではなく、 リスクの取り方を自分で選べていないだけなのかもしれません。

長期の現預金保有が抱える最大の敵はインフレ

「貯金をしていれば安心」と思い込んでいませんか? 確かに現金はすぐに使えるし、急に価値がゼロになることはまずありません。 でもその安心感には大きな落とし穴があります。 それがインフレ(物価上昇)です。

インフレで資産価値はどう目減りするのか

例えば物価が年2%ずつ上がる世界では、20年後にはモノの値段が今の約1.5倍になります。 つまり、同じ1万円で買える量は20年後には確実に減ってしまうんです。

一方で銀行預金はほとんど増えません。 物価だけがじわじわと上がる状況では、お金の価値が静かに溶けていくんです。

総務省のデータで見る日本の物価推移

総務省統計局の消費者物価指数(CPI)によれば、 日本は長くデフレが続きましたが、最近は2%を超えるインフレが続いています。

光熱費や食料品など、生活に欠かせないものほど値上がりが大きいのを実感している人も多いでしょう。 これが、長期に現金だけを持ち続ける家計にじわじわ効いてくるんです。

72の法則で考えるインフレの影響

「72の法則」という簡単な計算を知っていますか?
72を年率で割ると、お金の価値が2倍(逆に1/2)になるまでにかかる年数が分かるんです。
例えばインフレ率が2%なら、72÷2=36。 つまり36年後には、同じ1,000万円の価値が実質的には500万円程度になってしまう計算です。
こう考えると、長期にわたって現金だけを持つリスクが少し身近に感じられるのではないでしょうか。

そもそもリスクとは何か|「不確実性」を正しく理解しよう

「投資はリスクがあるから怖い」と感じる方はとても多いです。 でもそもそもリスクって一体何でしょう? しっかり理解すると、少しだけ見え方が変わってくるはずです。

預金ゼロリスク神話の落とし穴

よく「現金ならリスクゼロだから絶対安全」と思われがちですが、 これまで見てきた通り、現金にもインフレや為替変動という確実なリスクがあります。

つまり現金100%はリスクを取っていないのではなく、 日本円に全賭けしている状態なんです。

適切にリスクを持つことは家計を守る手段

投資で言うリスクは「危険」ではなく、「結果がどうなるか分からない不確実性」のことです。 その不確実性を適度に取り込むからこそ、 インフレに負けず資産を守り育てることができます。

リスクはゼロにするものではなく、 上手に分散しコントロールしていくもの。 これが資産運用の本質です。

家計を守るために、投資への考え方を少し変えてみよう

ここまで読んでいただいたあなたは、 「投資をしないこと自体がリスクになり得る」と感じてくれたかもしれません。

とはいえ、いきなり大きなお金を投資に回すのはやっぱり不安ですよね。 私も最初はそうでした。 だからまずは考え方をちょっと変えるところから始めてみませんか?

投資=一攫千金ではなく、長期で資産を育てる行為

投資は決して一気にお金を増やすギャンブルではありません。 世界経済の成長に少しずつ自分のお金を乗せて、 時間を味方につけて資産を育てるものなんです。

小さな一歩から始めればいいんです

何も最初から何十万円、何百万円を投資しなくていいんです。 例えば少額から投資信託を積み立てるだけでも十分な一歩。

「投資は怖いからやらない」ではなく、 「少しだけリスクを取って、家計を守る」という視点を これからの暮らしに取り入れてみてくださいね。

まとめ|家計を守るために、やらないリスクから目をそらさない

  • 投資をしないことは、リスクを取らないことではなく、リスクの取り方を選べていない状態です
  • 長期で現金だけを持ち続ければ、インフレで資産価値は確実に減っていきます
  • リスクはゼロにするものではなく、上手に分散してコントロールするものです
  • 投資は家計を守るための手段。少しずつ考え方を変えて、小さな一歩から始めてみましょう

最後まで読んでくださってありがとうございます。 これからも一緒に家計を整え、安心できる未来をつくっていきましょうね。

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この記事を書いた人

共働き家計アドバイザー/仕組み化ブロガー。
北海道で1児の父として、暮らしとお金を整える実践を発信中。
固定費の見直しや保険整理、NISAなど“ムリなく続く家計管理”がテーマ。

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