「毎月、余った分を貯金しよう」と思っても、気づいたら使ってしまう…そんな経験ありませんか?
人は、目の前にお金があるとつい使ってしまうもの。だからこそ、意志ではなく“仕組み”で貯めることが大切です。
この記事では、我が家が実践している“感情ゼロでお金が貯まる仕組み”の作り方を紹介します。
「頑張って貯める」は、長続きしない
頑張る貯金、気合いの節約…最初はうまくいっても、イベントや出費が重なるとリズムが崩れがち。
私たちも以前は、「今月は使いすぎた…」「来月からまた頑張ろう」の繰り返しでした。
でも、そもそも“やる気”に頼っている時点で不安定なんですよね。
仕事や育児で忙しいと、いちいち支出管理や振り分けを考える時間すら取れなくなります。「今日はやめとこう」「面倒だからまた今度」が積み重なって、いつしか家計が曖昧に…というのはよくあること。
だから、貯める仕組みを“自動で”つくる
家計を見直して支出が減ったとき、私たちはこう考えました。
「このお金、ちゃんと“使わない口座”に逃がそう」
そこから、我が家の資産形成は3ステップで進めるようになりました。
- ① 緊急資金:生活防衛資金として現金で確保(半年〜1年分)
- ② 短期資金:5年以内に使う予定のお金(家電・旅行・教育費など)
- ③ 長期資産:15年以上先のために投資で増やす(NISA・投資信託)
このように目的別にお金を分けて考えることで、「これは触っていいお金/これは触っちゃいけないお金」が明確になります。財布も気持ちも、驚くほどスッキリしますよ。
ステップ①:生活防衛資金と短期資金を“自動で”つくる
現金で残す資金は、住信SBIネット銀行の自動入金+目的別口座をフル活用しています。

- 毎月、給与口座から住信SBIへ定額自動入金
- 入金後、自動で「生活防衛」「子ども教育」などの目的別口座に振り分け
いちいち手動で動かさなくても、毎月“触れずにお金がたまっていく”感覚。
この段階で、生活資金と将来の出費がきちんと分かれ、安心感がぐっと増しました。
ちなみにこの仕組み、他行からも自動入金できるので「メイン口座は別だけど…」という人にもおすすめ。しかも毎月1万円以上から、千円単位で設定でき、手数料も無料(2024年3月時点)。
ステップ②:長期資産は「見ない・触らない・自動で増やす」
株式などのリスク資産は、クレジットカード積立+NISAを使って自動化。
証券口座に毎月自動で投資信託が買われていく設定なので、感情を入れずに機械的に積立ができます。
私たちは「値上がり・値下がりは見ない」「途中でやめない」「口座に触らない」をルールにして、ただコツコツと継続。
未来の自分に任せるスタンスで運用しています。
また、クレジットカードで積み立てることでポイント還元もあり、実質の投資効率が少し高くなるのも魅力のひとつです。投資初心者にこそ、“自動化された積立投資”は向いていると感じます。
“貯めるのが当たり前”になると、気持ちがラクになる
今では、特別な節約をしなくても、生活しているだけでお金が貯まっているという安心感があります。
とくに共働き家庭では、毎月のやりくりや貯蓄計画をいちいち相談して調整するのは大きな負担になりがちです。でも、あらかじめルールを決めて“自動でやってくれる仕組み”があれば、家族の中でのストレスも大幅に減らせます。
しかも、定期的に口座を見れば、積み上がった残高が“見える成果”として実感できるため、モチベーションにもつながります。
「使わなかったら貯まる」ではなく、「先に貯めたら残りでやりくりする」仕組み。
頑張らないけど、確実に貯まる。それが“自動化”の強みだと実感しています。
💡今回のまとめ
- 貯金が続かないのは、意志や根性のせいではない
- 支出を減らしたら、“使わずに済む仕組み”を作るのが重要
- 住信SBIネット銀行で生活費・短期資金を自動で積立
- NISA+クレカ積立で、長期資産も感情ゼロで自動運用
- 仕組み化すれば、頑張らなくてもお金はちゃんと残る
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