【9,521万円の賠償命令?】知らないと怖い自転車事故。家族を守るための“保険の話”

春になると、積雪地域でも一気に自転車利用が増えてきます。子どもを乗せて走る家庭、通学や通勤で再び自転車を使い始める人も多いでしょう。
しかし、自転車事故はたった一瞬の油断が、一生を左右する賠償問題へと発展することがあります。

この記事では、「保険の本質=低確率×大損失」という視点から、自転車保険の必要性とおすすめの加入方法を、実体験を交えて解説します。

目次

自転車事故が「数千万円」の賠償問題になる時代

「たかが自転車」と思われがちですが、加害者側になった場合の損害賠償は深刻です。以下は実際に判決が出たケースです:

神戸地裁(2013年)
11歳の子どもが歩行者に衝突し、9,521万円の賠償命令。親の監督責任が問われました。

東京地裁(2008年)
高校生の事故で被害者が重度障害に。9,266万円の損害賠償。

高松高裁(2020年)
無灯火・イヤホン走行の高校生が警察官と衝突し死亡事故に。賠償額は9,330万円

どれも「誰にでも起こりうる状況」であることが、逆に怖いポイントです。歩道での不意の飛び出し、夜間のライト未点灯、スマホ操作など、ほんの少しの不注意が重大事故を招く可能性があります。

事故を起こしたらどうなる?保険未加入のリスク

自転車事故による損害賠償は、自己破産しても免責されません(破産法253条)。つまり、払えないから免除されることはなく、一生かけて返済義務が続く可能性があるのです。

たとえば過去には、小学生の息子が起こした事故で9,000万円超の賠償命令が出され、親が監督責任を問われるケースがありました。未成年の行動でも、家計全体に影響するリスクがあるのです。

保険に入っていなければ、請求された瞬間に生活が破綻しかねません。

保険の本質は「大損失×低確率」に備えること

保険というと「よく使う」ものに入る印象がありますが、本質的には“人生を壊すレベルの損失”に備える手段です。

日々の通院や軽微なけがよりも、めったに起きないけれど、起きたら人生を左右するリスク。それが自転車事故による賠償です。

保険は“お守り”ではなく“仕組み”です。確率ではなく損失額に注目することが、家計防衛の第一歩になります。

我が家は楽天の「サイクルアシスト」で備えています

我が家では、子供乗せ電動自転車を夫婦ともに利用しており、事故のリスクを家庭全体で意識しています。

加入しているのは楽天損保「サイクルアシスト(基本タイプ)」。保険料は年額4,180円と手頃で、以下の補償が受けられます:

  • 死亡・後遺障害:250万円
  • 入院保険金日額:2,500円(最大180日)
  • 手術保険金(入院中):25,000円
  • 手術保険金(外来):12,500円
  • 個人賠償責任:1億円(自己負担なし)
  • 対象者:本人、配偶者、同居の親族、別居の未婚の子(賠償事故)

「ファミリー型」で契約すれば、家族全員を1契約でカバーできます。これは非常に効率的で安心です。

保険は「安心」を買う行為。数百円で守れる未来がある

自転車保険は、火災保険や自動車保険の特約でも対応できる場合があります。
すでに加入している保険の補償範囲を確認し、不足していれば専用の自転車保険を検討しましょう。

また、自治体によっては加入が義務化されている地域も増えています(札幌市・東京都・大阪府など)。

「保険に入る」ことは義務を果たすだけでなく、自分と家族、そして被害者の人生も守ることにつながります。

この記事のまとめ

  • 自転車事故では数千万円規模の賠償命令が現実に出ている
  • 損害賠償は自己破産しても免責されないリスク
  • 保険の本質は「めったに起きないが起きたら致命的」に備えること
  • 楽天損保「サイクルアシスト」は家族全体を年4,180円で補償
  • 加入義務化が進む自治体も増加中。早めの見直しがおすすめ
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この記事を書いた人

共働き家計アドバイザー/仕組み化ブロガー。
北海道で1児の父として、暮らしとお金を整える実践を発信中。
固定費の見直しや保険整理、NISAなど“ムリなく続く家計管理”がテーマ。

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