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クレカは1枚でいい。“放置カード”が招く家計とセキュリティの落とし穴

数年前の私の財布には、ポイントカードとクレジットカードがずらり。多いときで6枚以上のクレカを所有していました。

「初年度無料で1,000ポイント」「ポイ活に最適」「あの店で◯%還元」…そんな誘惑に負けて、次々にカードを契約。でも気がつけば、どれをいつ使ったか、どこから引き落とされるのかすら曖昧に。

家計簿アプリで支出を“見える化”したはずが、クレカが多すぎて情報がバラバラに。むしろ管理が煩雑になっていたのです。

目次

カードが多すぎると、家計はむしろ“見えなくなる”

複数のカードを使い分けると、確かにポイントは貯まります。でもそれ以上に、支出の追跡や管理が困難になるのが現実。

たとえば家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使っていても、カードが複数あれば連携先も複数。更新のタイミングもずれ、全体像を把握しにくくなります。

「あれ?この引き落とし何?」「この月だけやたら支出が多い…」という“謎の出費感”が常にある状態。まさに支出が“見えなくなる”悪循環です。

不正利用は「使っていないカード」で起こる

2024年〜2025年初めにかけて、イオンカードをはじめとする複数の大手カードで不正利用被害が報告されました。

普段使いしているカードであれば、明細を見てすぐ気づけるかもしれません。でも、タンスにしまったままのカードなら、どうでしょうか?

利用明細を確認する機会がないまま、何ヶ月も気づかずに不正請求が…なんてケースも実際に起きています。

契約時はネットで数分なのに、解約となると電話対応・ナビダイヤルで10分以上待たされるというのもよくある話。得したと思っていたのに、結果的には手間と不安ばかりが残ることも。

1枚に絞ったことで、家計も気持ちもラクになった

我が家はクレジットカードを“1枚だけ”にしました。

その結果、毎月の支出がひと目で分かり、家計簿アプリとの連携もスムーズに。カード明細を見るだけで、家計全体の流れがつかめるようになったのです。

さらに、カード情報が1か所に集約されているので、不正利用への備えや、万が一の際の対処もシンプル。管理コストも心理的負担も大幅に減りました。

我が家の“1枚”は三井住友カード(NL)

数ある選択肢の中で選んだのが、三井住友カード(ナンバーレス)です。

  • 年会費無料
  • SBI証券とのクレカ積立に対応
  • スマホアプリで明細確認もラク

シンプルなデザインで番号記載なし、セキュリティ面でも安心。普段使いの一枚として、非常に優秀です。

“解約=めんどくさい”を超えた先にある安心

解約は確かに手間がかかります。私も一気に数枚解約したときは、ナビダイヤルでの長い待機に何度も挫折しそうになりました。

でも、その壁を乗り越えてみると、カード1枚で完結する生活は想像以上に快適でした。「今どれだけ使ってる?」「来月の引き落とし額は?」がすぐ分かるのは、本当に心強い。

💡今回のまとめ

  • クレカの枚数が増えると、支出管理が複雑になりがち
  • 不正利用のリスクや、年会費の無駄も発生しやすい
  • 家計簿アプリを活かすには“カード集約”が鍵
  • 我が家は三井住友カード(NL)に1枚化してスッキリ
  • 手間はあったけど、得られた安心感は大きかった

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