通信費見直し術③|光回線を見直すだけで固定費が年間39,000円減った話

「通信費ってスマホだけじゃないよね?」
そう気づいたのは、格安SIMに切り替えたあと、家計全体を見直していたときのことでした。スマホ料金は下がったけれど、固定費としてずっと払い続けている光回線に、実は見過ごせないムダが潜んでいたのです。

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「なんとなく契約」の落とし穴

以前の我が家では、某大手キャリア系の光回線を利用していて、月額約6,000円を支払っていました。スマホと同じ会社にしておけば無難、という思い込みもあって見直しは一切せず。

ところが実際には、そのセット割はすでに終了しており、見直すきっかけもないまま2年以上継続していたんです。いわゆる“現状維持バイアス”ですね。

現状維持バイアスとは?
「変えることには不安があるから、今のままでいいや」と、たとえ損をしていても現状を続けてしまう心理のこと。

プロバイダを変えるだけで生活コストが下がる

そんなとき出会ったのが、月額2,750円で使えるNURO光(マンションタイプ)※2025年4月現在の提供価格は月額3,200円。通信品質や速度に大きな違いがないにもかかわらず、年間約39,000円も支出が減りました。

重要なのは「どこに乗り換えるか」よりも、“見直す”という行動そのもの。現在では、

  • おてがる光(月額3,300円〜、契約縛りなし)
  • @スマート光(シンプルな料金体系と安定速度)
  • マネーフォワード光(家計簿プレミアム機能付き)

など、シンプルかつ家計に優しい選択肢が複数登場しています。

今すぐできる「自分の契約内容」確認のすすめ

「通信費を見直したいけど、今の契約内容がよく分からない…」という方も多いはず。まずは現状を把握することから始めましょう。

  • クレジットカードや口座の明細から「月額料金」をチェック
  • 回線会社のマイページで「契約プラン」「オプション」「割引適用状況」を確認
  • 過去のキャンペーンや割引が「いつまでか」をメモする

この作業だけでも「思ったより高い…」と感じるケースが少なくありません。

見直しの第一歩は“気づくこと”。ぜひ一度、ご自身の通信費に目を向けてみてください。

確認するだけで“節約の余地”が見えてくる

通信費の見直しというと「スマホの話」になりがちですが、家庭のネット回線も家計における大きな固定費のひとつです。毎月必ず出ていく支出だからこそ、見直す価値があります。

スマホ契約と同じく、光回線も一度変更してしまえば長期間にわたり支出を抑えられるのが特徴です。月3,000円の節約でも、1年で36,000円、5年で18万円。家計全体で見れば、かなりのインパクトです。

加えて、最近の光回線は以前と比べてプランもシンプルで、乗り換えの手間もほとんどかかりません。手続きに不安を感じる方も多いかもしれませんが、意外とサクッと終わるものです。

節約は“終わり”じゃなく、“次の選択肢”をくれる

家計管理とは、収入を増やすことだけでなく、ムダな支出を減らして“お金の出口”を整えることでもあります。光回線の見直しは、まさにその第一歩。今こそ「何となく続けている契約」に目を向けてみてください。

我が家では格安SIMに切り替えたあとに光回線も見直し、固定回線だけでも年間約39,000円の節約につながりました。しかも通信環境のストレスはゼロ。
余った資金は「旅行などのゆとり費」や「投資」など有効に活用でき、次のステップへつながっています。

一度見直してしまえば、その効果はずっと続きます。

まとめ|通信費の見直しは「固定回線」こそ効果大

この記事のまとめ
  • 光回線は“見直すだけ”で月3,000円以上コスト減も可能
  • 通信品質はほぼ変わらず、生活満足度はキープ
  • 制約の少ないシンプルかつ安価なサービスを提供する会社も増えてきた
  • 固定費の削減は、家計のゆとりと将来への投資につながる
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この記事を書いた人

共働き家計アドバイザー/仕組み化ブロガー。
北海道で1児の父として、暮らしとお金を整える実践を発信中。
固定費の見直しや保険整理、NISAなど“ムリなく続く家計管理”がテーマ。

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