【初心者向け】MNPとは?電話番号を変えずにスマホ会社を乗り換える手順を徹底解説

この記事のゴール

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の仕組みをやさしく解説し、乗り換えに不安がある初心者でも”これならできる”と感じてもらうことを目標とします。

目次

MNPとは?初心者でもわかる仕組みと基本知識

MNP(Mobile Number Portability)とは、今使っている携帯電話番号を変えずに、他社の携帯電話会社へ乗り換えできる仕組みです。
たとえば「ドコモ」から「日本通信SIM」に変えても、同じ電話番号が使い続けられます。

「番号が変わらない」という安心感から、今ではほとんどの人がMNPを利用してスマホ会社を乗り換えています。
また、番号が変わると必要になる、家族・友人・職場への連絡、各種サービス(銀行・SNS・会員サイトなど)の登録変更といった面倒な手続きも、MNPなら不要です。
この”わずらわしさを回避できる”というメリットも、MNPの大きな魅力です。

MNPの手続きは今、すごく簡単になった

昔は、転出元・転入先の両方で手続き(ツーストップ方式)が必要でした。
例えば、ドコモショップに行って転出番号を取得し、その後新しい通信会社に申し込むという2段階作業が必要でした。

しかし現在、多くの通信事業者はワンストップ方式を採用しています。

ワンストップ方式とは?

転出元(今使っている会社)での手続きは不要。新しく契約したい通信会社に申し込むだけで自動的に乗り換え手続が完了する方式です。従来と比べ煩雑な手続が大幅に減少しました。


たとえば大手3キャリアはもちろんのこと、日本通信SIM、楽天モバイル、イオンモバイルIIJmio、mineoなどはすでにワンストップ方式に対応しています。
これにより、スマホ初心者でも簡単にMNPができるようになりました。

SIMフリー端末か確認しよう|iPhone・Android別ガイド

MNPで乗り換える前に、「今のスマホが他社でも使えるか」を確認する必要があります。
近年発売されている端末のほとんど最初からSIMフリー端末ですが、念のために下記の手順に沿って確認していきましょう。

iPhoneの場合

  • 「設定」アプリを開く
  • 「一般」→「情報」をタップ
  • 「SIMロック」の項目が”SIMロックなし”と表示されていればOK

もし「SIMロックあり」と表示されている場合は、現在契約している通信会社のマイページから無料で解除できる場合が多いので確認しましょう。

Androidの場合

  • 「設定」アプリを開く
  • 「デバイス情報」または「端末情報」→「SIMカードの状態」をチェック
  • “SIMロックなし”、または”SIMフリー”と記載があればOK

Androidは機種によって若干表記が違うことがありますが、基本的には「ロックなし」になっていれば問題ありません。

MNP手続きの基本の流れ

ざっくり言うと、たったこれだけです。

  • 乗り換えたい通信会社に申し込む(オンラインでOK)
  • スマホに届いたSIMカード(またはeSIM)を設定する
  • 開通手続きボタンを押す(または時間経過で自動切替)
  • 完了!今までの番号でそのまま使える

また開通までの時間も、申し込みから最短1時間程度で済む場合もあり、非常にスムーズに移行できます。

eSIMならさらに手続きが簡単!

eSIM対応端末なら、物理カードの入れ替えすら不要です。
ネット上で数分の設定だけで、即日開通が可能になります。

eSIMとは?

スマホにあらかじめ組み込まれている「デジタル版のSIMカード」のこと。お店でカードを受け取る必要がなく、自宅で乗り換え完了できる仕組みです。

iPhoneではiPhone XR以降、AndroidでもPixelシリーズやGalaxyシリーズなどで対応機種が増えています。

MNPの注意点|失敗しないために

  • SIMフリー確認を忘れずに!ロック解除していないと乗り換えできない場合があります。
  • 違約金や最低利用期間を事前に確認。現在は原則無料化されていますが、一部旧プランだと発生することも。
  • メールアドレス(@docomo.ne.jpなど)は使えなくなるので、Gmailなどのフリーメールへ移行しましょう。
  • 乗り換え作業中は一時的に通信できない時間が発生する場合があります。

まとめ|MNPは今や初心者にも優しい仕組み

手順さえ押さえれば、MNPは怖くありません。
賢くスマホ代を節約する第一歩、ぜひ気軽に踏み出してみてください!

  • MNPとは、電話番号そのままで通信会社を変えられる制度。
  • 現在はワンストップ方式主流で、乗り換え手続きは非常に簡単。
  • SIMフリー端末か事前チェックが必須。設定から簡単に確認できる。
  • eSIMならさらにスムーズ。即日開通も可能。
  • 違約金やアドレス変更など注意点も把握しておこう。

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この記事を書いた人

共働き家計アドバイザー/仕組み化ブロガー。
北海道で1児の父として、暮らしとお金を整える実践を発信中。
固定費の見直しや保険整理、NISAなど“ムリなく続く家計管理”がテーマ。

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