貯金できない夫婦が“自動でお金が貯まる仕組み”を作った方法【目的別口座×定額送金】

気づけば、銀行口座があちこちに増えていて「結局どこにいくらあるのか分からない」──。

そんな“口座迷子”の状態、あなたにも心当たりはありませんか?

我が家も以前は、生活費・特別費・教育費…と使い道ごとに別の銀行を使っていました。

でも、分けたはずが逆に管理が複雑化。家計の全体像がつかめず、振り分け作業にも疲れ果てていました。

そんな我が家がたどり着いたのが、住信SBIネット銀行を使った“自動で貯まる仕組み”です。

目次

残らない家計の原因は「意志」じゃなく「仕組み」だった

「頑張って貯めよう」と思っても、月末には残っていない。

その理由は、日々の出費に“なんとなく”対応してしまうから。

これは行動経済学の「メンタルアカウンティング(心の会計)」と呼ばれる現象にも通じます。

人は「目的があるお金」には手を出しにくく、「余ったお金」はつい使ってしまう傾向があるのです。

だからこそ、先に“仕分けておく”という設計が、貯金の最大の味方になります。

住信SBIネット銀行の「目的別口座」でお金の見える化が実現

住信SBIネット銀行では、1つの口座の中に最大10個の目的別口座を作ることができます。

口座名も自由に設定できるため、「これは生活防衛資金」「これは子どもの教育費」と明確に管理可能。

我が家では、以下のように分類しています:

  • 生活防衛資金: 急な病気や失職などに備えた1年分の生活費
  • 特別支出: 車検・旅行・大型家電など、年に数回ある高額支出
  • こども費: 保育園・衣服・医療費など、日常的な育児支出
  • 教育費: 小学校以降の学費・進学費用のための中長期積立

「こども費」と「教育費」は似ているように見えますが、我が家では役割を分けています。

  • こども費: 日々の支出をカバーする“変動費”のバッファ
  • 教育費: 将来に向けた“計画的な積立”

こうして目的別に明確にしておくことで、管理のしやすさが格段に上がりました。

図解|我が家の自動仕分けフロー

この仕組みは、以下の流れですべて“自動化”しています:

  • 給与口座(地方銀行)→ 住信SBIネット銀行(定額自動入金)
  • 住信SBIネット銀行 → 各目的別口座(定額自動振替)

毎月決まった日に、自動で貯金が分配されていく。

意志力ゼロで続けられる、まさに“仕組みで貯める”家計です。

手間とストレスを減らすなら、“銀行の使い方”を変えるだけ

かつては、複数の銀行を使い分けることで支出を管理しようとしていました。

でも、どの口座にいくらあるのか?どこに振り分けるか?それを考えるだけでひと苦労。

そのうえ、ATMが混んでいれば時間までロス…

そんな状態が、住信SBIネット銀行ひとつに集約しただけで一変しました。

アプリひとつで全体が把握でき、振込作業も不要。手数料も月5回まで無料。

ATMに並ぶ必要がなくなったことで、朝の時間を自分のペースで過ごせるようになったのは、想像以上に大きな変化でした。

寒い日や忙しい朝に外へ出る必要がないだけで、日常のストレスがぐっと減ります。

仕組み化で感じた3つの変化

  • 貯金が自然に続くようになった
    → 仕組みで「貯める」が完了している安心感
  • 急な出費に慌てなくなった
    → 特別費やこども費の備えがあることで心に余裕
  • 夫婦の家計会話がスムーズに
    → 「これは〇〇用」と共有しやすい

何より、「将来のために何にいくら貯めているか」が見える化され、家計に明確な見通しが持てるようになりました。

最初は失敗も。だからこそシンプルに始めよう

最初は意気込んで6口座以上に分けたこともありましたが、細かすぎて自分でも把握できなくなりました。

現在は生活防衛資金・特別支出・こども費・教育費の4つに絞り、ストレスなく運用できています。

完璧に分けようとするより、“自分にとって分かりやすい形”を探すことが大切です。

今すぐできる“最初の一歩”は?

ここまで読んで「確かに大事そうだけど…何から始めよう?」と感じた方へ。

貯金が続かない理由は、あなたの意志ではなく「仕組みの土台」がないからかもしれません。

だから最初の一歩は、仕組み化できる口座を作ること。

住信SBIネット銀行なら、目的別口座・自動振替・アプリ管理がすべて揃っていて、家計の“見える化”が一気に進みます。

スマホで完結、申し込みは10分程度。

次の給料日までに、“整える口座”をひとつ作っておく。

それだけでも、家計は大きく前に進みます。

この記事のまとめ

  • 貯金は「やる気」ではなく、「仕組み」で続けるもの
  • 目的別口座と自動振替で“使い分け”が視覚的に分かりやすくなる
  • 銀行の一本化で、管理ストレスやATM通いから解放される
  • 最初の一歩は、「貯める」流れを作れる銀行口座を持つこと
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この記事を書いた人

共働き家計アドバイザー/仕組み化ブロガー。
北海道で1児の父として、暮らしとお金を整える実践を発信中。
固定費の見直しや保険整理、NISAなど“ムリなく続く家計管理”がテーマ。

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