我が家では、長年大手3大キャリアを夫婦で利用していました。プラン内容も料金体系も「そういうものだろう」と思い込んで、特に疑問も持たず支払っていたのです。
ところが、お金の勉強を始めるうちに「資産形成には2つの方法がある」と知りました。
①収入を増やす
②支出をコントロールする
1つ目の“収入を増やす”は時間もスキルも必要ですが、2つ目の“支出のコントロール”は誰でもすぐ始められる、まさに“今日できる改善”です。
私たちはまず、手始めに「通信費の見直し」からスタートしました。
見直し前の通信費:年間約25万円の出費
項目 | 月額 | 年額 |
---|---|---|
スマホ(夫婦2台) | 16,000円 | 192,000円 |
光回線 | 4,800円 | 57,600円 |
合計 | 20,800円 | 249,600円 |
改めて表にすると、家計の中で通信費がいかに重くのしかかっていたかがよく分かります。
格安SIM+光回線の見直しでコストを圧縮
スマホ:日本通信SIMへ切り替え
- プラン:合理的みんなのプラン
- 通信容量:10GB(現在は20GB)
- 無料通話:70分/月
- 回線:ドコモLTE
- 月額:1,390円(夫婦で2,780円)
「電波が悪そう」「切り替えが面倒そう」と敬遠していた格安SIMですが、実際に使ってみると不便はほとんど感じず、むしろ“なぜ今まで変えなかったんだろう”という感想に。
光回線:NURO光に変更
光回線は相見積もりサイトを活用して、NURO光へ変更しました。
通信速度が向上したうえに、月額2,750円(2024年10月以降は3,200円)と大幅にコストダウン。
以前の月額4,800円と比較して、
月2,050円、年間24,600円の削減となりました。
見直し後の通信費まとめ
項目 | 月額 | 年額 |
---|---|---|
スマホ(2人分) | 2,780円 | 33,360円 |
NURO光 | 2,750円 | 33,000円 |
合計 | 5,530円 | 66,360円 |
削減額 | -15,270円 | -183,240円 |
年間18万円浮いたら、何ができる?
- 家族で国内旅行(2泊3日)
- 子どもの習い事1年分(スイミングなど)
- ドラム式洗濯乾燥機の購入(時短&QOL向上)
- つみたてNISA半年分(夫婦で毎月33,333円)
家計簿上の「数字」だった節約が、“暮らしを豊かにする具体的な手段”へと変わった瞬間でした。
まとめ|最初の成功体験が、次の見直しへ
通信費の見直しは、我が家の家計改善の第一歩でした。
この経験があったからこそ、「保険」「光熱費」「サブスク」など、他の固定費にもどんどん取り組めるようになりました。
「まずは1つ、成功体験をつくる」ことが何よりのモチベーションになります。
スマホ代をなんとなく払い続けている方は、ぜひ一度、“見直しだけで未来が変わる”感覚を体験してみてください。
年間18万円浮いたら、何ができる?
💴 年間18万円(=月15,000円の圧縮)
💴 10年間で180万円
💴 30年間で540万円
家計簿上の「数字」だった節約が、“暮らしを豊かにする具体的な手段”へと変わった瞬間でした。
まとめ|最初の成功体験が、次の見直しへ
通信費の見直しは、我が家の家計改善の第一歩でした。解約や契約変更などの面倒な工程もありましたが、それ以上の価値を感じています。
この経験をきっかけに、「保険」「光熱費」「サブスク」など他の固定費も次々に見直せるようになりました。
✅ やる気は、「できた」という記憶から始まる。まずは、小さな成功体験をひとつ。
スマホ代を“なんとなく”払い続けているなら、今が見直すタイミングかもしれません。
“見直すだけで未来が変わる”――その感覚を、あなたにも体験してほしいです。
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